私的詩的四季私記(06/11)



残り火を抱えて歩く11月



2006年11月16日(木曜日)
豚にジンジャ(生姜焼きは好き)
 
 8時間睡眠で6時起き。でもなんだか体が重たいぞ。あぁ、食べ過ぎかな……体重計に乗ったのっていつだっけ? 今なんキロだよ…、ではなくてまだ風邪気味。風邪、というものがどういう症状なのか明白に把握していないので、よく分からない。医者でもないので風邪とは言い切れない。病院に行ってみたが、風邪らしい。というわけで、今日も欠勤。ちょっと上司も困っていた。明日はどうしても出なければならない事情がある。せめて鼻づまりは治したい。
 午前中はベッドに横になり、テレビをちょっと観たが面白くはない。このテレビのおもしろみはどこにあるのだろうかと考え、なぜテレビを観るのか、注目されるのかと考えてみた。それだけ技術が未発達なのだろう、という結論。時々、テレビで「生放送」というのがあるが、これはただ単に、編集する時間を減らしクロリティを下げて放送しているだけだと思う。いい加減、やめて欲しい、と思う。その前に観ないが……。そもそも「生」ではないだろう、というつっこみがある。たとえば、海外からの生中継があったとして、光の速度で伝達された映像だとしても、必ず数秒の誤差は生じる。つまりテレビ画面で移された映像は、数秒前の映像なのだ。決して、ライブではないのだ。あ、この誤差が生じる、から「生」放送なのだろうか………。風邪をひくと、屁理屈度が上がる。
 午後になって、病院へ。点滴を打って、薬をいただいた。五分ぐらいの診察で一時間ほどまった。この時間は実にもったいない。予約すべきだったと後悔。




 忘れた頃に「あ、やっぱり」という具合の予測通りに、友人M川氏からメールが来た。月に一度ぐらいしかメールはこないが、長文だ。ちなみに、僕の友人にはM川という方が三名いる。二人は同じ漢字だが、この友人M川氏だけは漢字が違う。
 今月のメールは少しばかし趣向が変わっていた。二千文字ぐらいの量で、ほとんど質問で埋め尽くされていた。なんだか子供電話相談室のような内容の物ばかりだが、ならば、教育テレビのような口調で答えた。風邪をひいている時の方が、対応は丁寧だ。
 M川氏は現在某私立大の学生なのだが「え、学校で習ったでしょ?」と思うような事を質問される。おそらく、知らなくてもなんら支障はないから、教わらなかったのだろう。大学受験に出るような物ではない。ちなみにイグチは高校すら出ていない。
 一部、質疑応答を公開。
M川氏「なんで宇宙空間は、無重力なの?」
いぐち「宇宙空間は無重力ではありませんよ。力が釣り合っているだけです」

M川氏「科学で解明できないものってあるの?」
いぐち「当然あります。でも、科学以外では解明できないでしょうね」

M川氏「タケコプタって、実現できる?」
いぐち「実現する前に、危ないから中止されるでしょうね。プロペラではなくなり、頭以外の場所になって実現する可能性の方が高い」

M川氏「君の秘密を教えなさい!」
いぐち「毎晩、秘密はあるHPに書き込んでます。そのアドレスは秘密!」

M川氏「どんな質問でも答えてくれる?」
いぐち「答えるだけなら可能。どんな質問が出来るの?」

M川氏「いぐちは理系?」
いぐち「法学部の君より理系より。でも純理系は、小説なんて書かないでしょう」

M川氏「数学を教えて」
いぐち「どう教えればいいのか教えて」

M川氏「恋愛って難しよね」
いぐち「え、そう?」

M川氏「最悪な人間ってどんな人?」
いぐち「相対的な順位でしょ。また評価軸は必ずしも線形ではないはず。多面的」

M川氏「男を落とす方法は?」
いぐち「突き落とせば?………どこに落とすの?」

M川氏「私の将来ってどうなるんだろ?」
いぐち「いずれ死にます。誰もがそうです」

M川氏「どうして、恋をするのかな〜」
いぐち「理由が必要?」

M川氏「どうすれば、幸せになれると思う?」
いぐち「祈りましょう。アーメン」

  
 

2006年11月17日(金曜日)
さっさと告白しちまえ!!
 
 6時に起きて、外に出て吐き気がするほど寒かった。なのに10回に7回は部屋を出るときにジャンパーを忘れて出て行ってしまう。車に乗ってから気づく。どうして忘れるんだろう、と思うような事が最近多い。どうしてだろう………。
 熱は下がったが鼻づまりが残っているが、出勤。いつもよりロースピードのルーチンだったので、体調はそこそこ。むしろ、良くなった気がした。
 夕方頃に帰宅して、すぐにシャワーを浴びてから布団に入って一時間ほど睡眠。体調が悪い時は分割睡眠。
 起きて、夕食を摂ってからようやくメールを読んだ。8割が迷惑メールだ。それでもメールソフトが自動的にそういったメールをゴミ箱に移動してくれるので、そんなに迷惑ではないのだが、友達からのメールがときどき迷惑メールとして処理されることがある、それがちょっと困る。だが、そういったメールも9割は本当に迷惑メールだったりする。
 先日、友人S崎氏がお見舞いに来てくださった時に映画「デスノート後編」を来週見に行こうと約束した。それを思い出して、今夜、友人M岡氏を誘って映画「デスノート後編」を見に行った。誰かに期待されると、それを裏切り(外す)たくなる天の邪鬼。これをM岡氏に話したら「なにしとんねん!」とつっこまれた。だって……ねぇー。
 映画はなかなか面白かった。結末は予想通りだが、なるほど、こうつなげたか、という物だった。だが、演技力の差がな………。前編はエキストラが酷かったが、後編は主要キャストとの力の差がハッキリと分かった感じ。でも、前編よりかはよかったかな。一番スゴイと思ったのは、エンディング曲の「スノー」のギターだった。



 物語の着地点は予想しやすい。「ま、思ってたとおりだったな」というと自慢げに聞こえるが、それはスゴイことではない。映画「デスノート」の着地点も多くの方が予測できていたと思う。
 物語が始まる。その飛び立ち方と、着地の仕方が、その物語のオリジナリティを披露する最大の箇所だと思っている。どちらか、でオリジナリティを出さなければならない、が、どちらとも奇抜なことをするには、ちょっと評価が難しくなるだろう。
 飛び立ち方が奇抜なら、おきまりの着地になりやすい。でも、おきまりの着地だとしても、それまでのアクロバティックをどう魅せるかが、プロの力だと思う。そういう意味では、映画「デスノート」はなかなか力を魅せてくれた、と思う作品だった。観てよかった。
 極希に、飛び立ち方、飛び方、着地の仕方も奇抜のものがある。そういったものは色物などと呼ばれる。明日の夜、友人S崎氏から夕食に誘われた。最近の彼女の趣味は、手料理で弱者を虐めることだ。地獄のように辛い麻婆豆腐を食わせ、自分はそれを観て爆笑して一口も食べなかったりと、料理を兵器に昇華させる腕を持っている。恐ろしい。こんな奇抜な料理、キャベジンがなければ倒れてしまう。この恐怖の夕食会には、私の他、数名の友人が呼ばれているらしい。初参加のようだ。人数分のキャベジンと正露丸を持って行こう。

  
 

2006年11月18日(土曜日)
もう……好きにして(ため息)
 
 平日より二時間ぐらい遅く起きた。だが睡眠時間は平日より二時間少ない。休日の方が睡眠時間が少なくなる。きっと、楽しい事が待っているからだろう。お正月が待ち遠し子供か!
 まず平日と変わらずコーヒーを飲みながらメールなどの処理。面白いメールはなかった。迷惑メールばかりだ。ふと、この迷惑メールを出している会社は、どうしてこんなメールを出すのだろうと思った。広告としてのこのようなメールを出しているのだろうか。そうだとしても、読まれずにゴミ箱いきなので、宣伝としては大した効果はないと思われず。むしろ悪い印象を与えかねないのではないだろうか。少なくともイグチはこんなメールを出すような会社は、長くはないと思っている。メルマガならともかく。これと同じ事が、ダイレクトメールを出す企業にも言える。届いたところですぐにゴミ箱いきではないだろうか。イグチはそうだ。多額の資金を投じて無駄な事をしている。個人の趣味ならまだしも、企業がそんな事を……しかも環境に悪いことをしているのだ、何千万とかけて。こんな会社も長くはない。なぜなら、その考えが古いからだ。利用する道具、媒体の新しい古いではない、発想がだ。
 午前中、二時間ほど工作をした。今日からジェットモグラを制作する。今年初めに買ってから環境が整うまで保管していたプラモデルだ。まずパーツを洗って、油を落としてから、キャタピラから作成。地味で細かい作業だが、これを一人でやるのが工作の醍醐味だと感じる。



 お昼頃。昼食を食べずに読書をしていると、年末にコミケへ行くと宣言した友人S崎氏から召集令状が届いた。覚悟を決め、家を出た。その二十分後に、キャベジンと正露丸を忘れたことに気づいた。
 S崎氏の家に着いたとたんに、食材の調達するため近所の大型ホームセンタへ。土曜日ということもあってか、人が多い多い。僕がカートを押して、S崎氏が指示を出す。まるで殿様と家来だ。食材を籠に入れながら、何を作るのか予想をしてみたが、分からなかった。野菜と肉が多種多様で、分からず、調味料類で分かると思ったが、デミグラスソースの缶とゆずポン酢、ゴマ、ラー油、ケチャップ、マヨネーズ、鶏ガラ、まったく分からない。S崎氏も教えてはくれない。恐ろしい。これだけ買って、作る料理は一種類だというのが、恐ろしい。
 人も多く、僕は途中で食料品売り場から脱出して、DIY売り場へ。いつもと違うホームセンタなので、色々と新しい物が発見できて面白かった。うろうろと廻っていると、電話がかかってきて、刺身包丁があったら買っといて、とS崎氏から指令が下った。何を作る気なのだろうか………。命令どおりに刺身包丁と、ホットナイフを買って、合流して帰還。
 夕方頃に、先週お会いしたS崎氏の友人二人とも合流。そして、始まった「白い闇鍋」。なぜの中が白い!豆乳を使ったらしいが………、隠し味に鰹と昆布出汁が使われているように思われる。美味しかったのだが、時間がたつにつれて、投入される具がおかしい。初めは野菜とお肉、定番の具。それから、フランスパン、ハンバーグ、マカロニ、春巻き、油揚げ、ワカメ、フライドポテトが投入されて、それから鍋の味が劇的に混迷する物を投入されたのだが、それを思い出して書くことは、僕には出来ない。ただ、この白い闇鍋が終わる頃に「食べ物で虐めてはいけませんよ」と痺れた口を震わせながら、S崎氏にお願いした。恐ろしゅうございました。


  
 

2006年11月19日(日曜日)
ありがとう、正露丸
 
 雨。大雨。コーヒーを飲まずに朝の雑務をしたので、きっと夜になってミスが3つぐらい発覚するだろう。睡眠時間5時間。休日の方が寝不足。あぁ、早く休みが終わらないかなぁ〜。でも、遊べるのは休日のほうが時間は多い。
 お昼頃、急に昨夜の毒が回ったように、倒れてしまった。いや、ただ昼寝をしただけなのだが、体調がよろしくないのは確かだ。白濁色の汁の中に浮かぶマグロの目玉の鍋は、きっと後十年は忘れない夜にしてくれただろう。恐るべし。鍋のお礼に、S崎氏が購入した天蓋付きベッドを組み立てた。時代と嗜好が分からない部屋となっている。
 夜、小説をちょっと書いた。まだ6万文字ほど。色々と話は浮かぶのだが、書く速度は遅い。仕事中でもアイディアは浮かぶが、帰って書こうとすると疲れて、さ………。友人M岡氏もそんな事を言っていたし、常連のイラスト系サイトの管理人も言っていた。没頭して書きたいのだが、色々と柵、いや誘惑がある。まだまだ修行不足だ。
 昨日は色々と面白い(極めて楽観的観測)日だったので、自宅に帰って家族が外泊していることが判明し、一人の夜を迎えると、とても落ち着く。ほっとする。安らぐ。寂しい、と感じる夜ほど心地良い夜はない。短編一作が書けそうな夜だったからだろう、昨日は。



 最近(の定義を一ヶ月)、恋愛の話を多く友人とする。この歳になっても、盛り上がるものなのだな、と分かった。昨日、友人M岡氏が「告白するイコール付き合ってくれ、ってことか?」と言った。いぐちは、ちょっとハッとした。なるほど、これは面白い疑問かもしれない、と。適当な返答をしてから、一分ほど考えた。するとまず「告白」の定義とはなんだろう、という疑問が浮かぶ。これは相手に「あなたの事が好きです」等の言葉を伝えることなのだろうか。それならば、いぐちはしょっちゅう告白していることになってしまう。「これが好き、キライ」などは簡単に口にする。
 次に、M岡氏は「人間として好き」と(前後の話は割愛)言った。これも不思議な言葉だ。一言に「好き」にもレベル、分類、ベクトル、があるらしい。これは人間関係の分類する事と似ている。彼は友達、彼女は恋人、この人は仕事仲間、とか分類するのと。氏の言葉で、僕はちょっと驚いた。こうして人間関係などを分類しているのか、と。僕はとてもそんな面倒なことが出来ない。せいぜい、好きな人、嫌いな人、血縁関係、ぐらい。そこからさらに分類するほど、交友範囲は広くはないし、まめでもない。僕は、この日記に出てくる友人は好きだ。だから、親しくないたいし、会ったり、話もしたい、と思う。
 もしかすると人間関係が貧しいのかもしれない。だがこれを豊かにしようと思っても、優先順位は低い。不自由はしていない。

  
 

2006年11月20日(月曜日)
飛んで群がる夏の虫(殺虫剤をもて〜!)
 
 小雨が降る朝。晴れた日よりは寒くはない。だが、暖房機器は活躍している。
 誰もいないので、寝起きは爽やかだ。昨夜、僕が寝ようと思ってベッドに入ったとたんに、外で犬が吠えだした。何事かと思ったが、外を確認すると百メートルぐらい彼方の方から別の犬の遠吠えが。これが二時間ぐらい続いた。寝入りは鬱陶しい。だが、寝起きは本当に爽やかだ。コーヒーがうまいうまい。機嫌がよくなるなる。だが、それは一時間と持たなかった。
 通勤で、濃霧におそわれた。いや、待ちかまえていた、か。怖い怖い。危うく谷底に落ちるところだったよ〜。はにゃ〜。口調が変だな……。こんなキャラではなかったはずだ、僕は。いやー、霧が怖いよ〜……。いや、こんな軟派ではない。ま、そのうちこれらのキャラは使おう。
 夜、帰宅してからメールの処理やらなにやら。小説を書こうと思ったが、のだめカンタービレが始まったので今日は終わり。原稿用紙一枚ぐらいしかかけなかった。



 昨夜、ネットで見つけたブライス人形を一体注文した。プリブライスで着ぐるみのものだ。一目惚れしたのだ。こういった事に関しては、外見を気にしない。二十歳すぎた野郎が、着せ替え人形を買うことに対して、氷と水ぐらいの抵抗しかない(大きいか?)。
 何かの小説で書いたが(自作のタイトルぐらい覚えておけよ)、性別や外見が、個人の趣味や好みを支配している訳ではない。男だろうと女だろうと、好きなものは好きだし、お腹だって空く、遊びたいし、欲しいものは欲しいのだ。自分は〜〜だから、という記号による拘束であきらめてしまうのは、とても不自由なことだと思う。たとえば、自分は警察官だからギャンブルなんて……、とか、自分は男だから少女漫画読んだり着せ替え人形を集めたりするなんて……、などと思ってあきらめるのは少々悲しいと思う。それが悪いとは言っていない。だが、僕はなるべく拘らず、素直で居たい。これがなかなか難しい。
 拘らない事に拘り、素直でいたいと思いこむ。なにか矛盾を孕んでいるな……。

  
 

2006年11月21日(火曜日)
魅力的な予感。それはブライスです
 
六時半に起きて、まずやるのはコーヒーを煎れる。それから僕はスリープモードから起きるのだ。面倒な構造をしてるね。パソコンならマウス動かすだけでいいのにな。
 コーヒーはブラック。でも頭が糖分を欲しているので、角砂糖をぺろり。コーヒーに入れたら? でも甘いコーヒーって……苦手なんです。角砂糖が朝食。これで実家暮らしをしているのだから、もし一人暮らしを始めたらどうなることやら。家族には甘えてるな。そろそろ家と縁を切るか………、だがまだ準備が整っていない。縁切りは計画的に♪
 コーヒーを飲みながら、昨夜注文したプチブライスの料金をネットバンクで振り込み。やっぱりネットで振り込めるのは便利だな。でもマックではシステムが使えないのが不満だ。これだからWindowsはまだ捨てられない。
 昼頃、休憩時間に外に出てタバコを吸うのだが、すぐ近くは山を挟んで道路で、その拡張工事(らしい)で山の木々を伐採している。その工事風景を眺める。チェンソーの使い方やユンボの運転を観ていると、なかなか、いや、上手いな。7メートルぐらいの木の枝を、重機で挟んで枝を折る風景を見て、プロだな、と言う感想。あんなデカイ重機のなめらかに動く。すごいな。欲しいなユンボ。
 帰宅して、姉に「ハチミツとクローバー」を貸して「映画ナナ」のDVDを借りた。今、マックで再生して観ている。どうも、演技がな……、という感じ。やはり原作の漫画の力が、演技するには強すぎるのかもしれない。これは原作者のすごさだと思う。たぶん、今夜は半分ぐらい観て、明日、最後まで観るだろう。十時には寝るのだから。寝ている時は、僕は何者でもないのだ。



 「助け合い、豊かな社会を」
 そんなキャッチコピーのポスタを見かけた。選挙関係か行政のキャンペンか、それとも慈善団体か、わからないが個人ではないだろう。
 先週末、友人S崎氏が見つけたものだが、彼女はなにも言わなかった。ただデザインが最悪とだけ。
 そのポスタを見て、なぜ助け合う事が豊かな社会になることなのだろうか……、疑問に思った。助け合うことが、必ずしも良いことではない。一人で行うことの方が効率がよい事だってあるし、その方が能力を発揮できる人もいるだろう。僕は一人でやるほうが好きだ。
 助け合う事が必要なのには、システムなり方法なりが不完全、未熟、もっと良い方法あるという事だろう。助け合わなければいけない状況とは、褒めることでも美化すべき事でもない。悪かどうかはともかく、少なくとも豊かな事ではないだろう、システムは。助け合わなければいけない社会は、貧しいと思う。 一人で生きていける社会の方が豊かに思える。現在の日本(と言っても、大正時代の日本は知らないが)は、部屋に引きこもっても、仕事や勉強をしなくても生きていける豊かな社会だと思う。これがいつまで続くか分からないが。
 ま、そんな事を書くと、親のすねをかじっている、家族に依存している、などと言われかねないが、それは仕事をしていても誰かに依存している。依存している対象が見えるか(一人か)、見えないか(不特定多数か)の違いだろう。本当に自立したいなら、無人島へ行けばいい。仕事と自立は無関係だ。
 あれ? なんの話をしていたんだっけ? まぁ〜、いっか?

  
 

2006年11月22日(水曜日)
心は開かないものだ。だから、無理しないで
 
 寝坊した。
 さぁ大変だ。急いで身支度を済ませてコーヒーで速攻目を覚まして車に飛び乗った(大げさだ)。でも法定速度は守りましょう。事故をしては遅刻どころの騒ぎではないのでね。無事、いつもどおりの時間に出社。なにが寝坊の原因だろうと運転中に考えて、結局「NANA」のDVDを最後まで観たのがいけなかったのだろう。公開当初はテレビなどで好印象の反響だと聞いたが、やはりテレビは当てにならないな。特に僕のように一般とは感覚がずれている人間には。なんだか二時間損した気分だ。いや、二時間じっくりDVDを観ていた訳ではないが、期待しすぎていたのだろう。漫画のダイジェストを実写で観た気分。沢山の資金と有名な俳優をつかって宣伝して全国公開したアマチュア映画のようだ。いや、アマチュア映画のほうが斬新な発想や挑戦があるから面白いのだが。最初から最後まで平坦な話で、二時間のプロモーションビデオを観たようだ。批判はこのぐらいにしておこう………。
 夕方頃に帰宅して、昨夜甥っ子R氏から頼まれたプラモデルの製作に取りかかった。ニッパだけ渡して、自分で作りなさい、と言うべきかちょっと考えたが、こういう工作の楽しみを押しつけるのは上品ではないなと思って、三十分ほどで作った。工作ですらないか………。
 その後、友人M岡氏の自宅へ。ちょっと最近のトラウマについて散々愚痴ってしまった。みっともないことをしたな、と自己嫌悪。明日も仕事なのに………、ごめんなさい。ありがとうございました。今度、「普通」の鍋を食べましょうね。



 小説を最近、あまり書けていない。すでに予定を一月も過ぎている。自分の計画性の杜撰さに悲しくなってします(大げさだ)。だが、なんとか終わりが見えてきた。連続短編集になっていて、あと2作ほど書けたら終わりそうだ。
 これが書けたら復讐の………いや、コミカルな作品を作ろうと思う。タイトルは決まっているが、どんな舞台にしようかは未定。キャラクタは決まっている。舞台は整いつつあるが、まだ話が見えない。けど、面白いだろう。そんな予感があるから、小説を書き続けるのだろう。ホラーも書きたい。沢山書きたい話がある。でも、誰かに読んで欲しいとか、これを伝えたい、これを分かってもらいたい、とは一度だって思ったことがない。誰かを説得することには、向いていない性格なのだろう。そういうのが好きな人もいるだろう。
 では、なぜ小説を書くのか。それはきっと、ふつふつと沸いてくる「話」を頭の中から排除、出力して綺麗にしたいからだろう。つまり、掃除だ。
 あ、掃除といえば、僕は掃除は得意ではない。そもそもエントロピー増大という宇宙の法則があって…………………。
 良い明日を。

  
 

2006年11月23日(木曜日)
死にたい……、と憂鬱になる思考さえ、素晴らしいことだ。
 
 曇りのち雨が降った、ちょっと寒い祝日でした。この寒い日、という言葉に対して「いつと比べて?」と疑問に思う人は、理系寄りかもしれない。
 6時起き。寝ぼけた頭は、いつものように出社のための身支度をしろと命令した。起きて、二十分ぐらいして、コーヒーを飲んでやっと「あ、今日は休みだ」と思い出した。けど、なんの祝日かは思い出せなかった。きっと、押しつけがましい名称の祝日なのだろう。
 午前中に、乱雑になっているデスクトップを整理しようと思って、机に棚を置こうと三日前ほど計画していた。机の左半分に鎮座しているオモチャをいったんどけて、そこに花壇レンガを二つ置いて、白い化粧板を載せただけ。そこに小さいオモチャを並べて終わり。三十分ぐらいで終わった。なかなかのミスマッチではないか……。だが、これでもう少しオモチャが並べられそうだ。明日か来週初めには、プチブライスと小さなフィギュアが届く予定。楽しみだ。ちょっと衝動買いかな、と反省しつつ、その原因とおぼしき人の家へ、昼前に向かった。
 途中で、書店へ寄ってCDを買った。ポルノグラフィティの「m-CABI」で、それを聴きながら、テンションをあげて車を走らす。気分は上々です。これも友人M岡氏のおかげだと感謝。いずれお礼をしなければ。
 友人S崎氏と合流して、車で映画館へ。まず車を駐車するのに十分以上かかり、その前に渋滞になっているので、僕はこの時点で帰りたかった。隣の彼女は、歌詞カードを持って熱唱している。新譜のアルバムがお気に召したようだ。
 一週間と待たずに再び「デスノート後編」を観た。祝日ということもあってか、満席だった。人が多い。こんな人口密度が高いところに二時間もいるのかと思うと、げんなり。しかも周囲からひそひそとささやき声が聞こえてうるさい。実に環境が悪い。人混みは衛生的には良くはないだろう。だが、エンディングで流れたホットリチ・ペッパーズの「Snow」には、ちょっと涙が出そうになった。友人M岡氏がこれを練習している。楽しみだ。
 二回目とあって、今回は以前とは違う視点で見てみようと思った。いつもは「どう作っているのか」作品の制作過程と今後の展開を予測しながら観ていたが、今回は俳優の演技をじっくりと(いうほど凝視していない)見た。藤原竜也氏の演技には、感動した。



 そんな感想を話しながら、映画館を出てファミレスで食事をした。祝日だからなのか、なんでも祝日のせいにしている気がしないでもないがあえて、家族連れが多い。ファミリーレストランだから不思議ではない。ジャズバーの客が全員家族連れだったら、違和感を感じないでもないが………。ファミリーでお越しの方が多く、小さなお子様もいる。窓際の席に座った僕たちは、なんだか場違いな気がした。居酒屋に行くべきだったかな、とも考えた。うるさいうるさい。子供が席から離れて走る廻る、ということはないが、大声で叫ぶ。向かいに座っているS崎氏が、淑やかなお嬢様だと錯覚するぐらい五月蠅い。そのいう子供の親は決まって「ほら、大人しくしなさい!怒られるでしょ!」と子供に言う。それを見て、「おまえが怒れよ!」とイライラしてしまった。誰かに怒られるから、それはまるで、バチが当たるとか天罰が下る、という言葉に似て、他力本願な言葉だ。自分の躾も他人に任せるものなのか、と感じた。それは悪いことでもないし、僕もきっと環境さえあればそうするだろう。ただ、どういう躾をしても、子供はそれに愛情があるかどうか確実に見抜く。子供を馬鹿にしてはいけない。彼も人なり、我も人なり。
 そんな事を考えていると、「子供はワガママだよね〜」と、ワガママなまま大人になったS崎氏が人のデザートを盗み食いしながら言っていた。ちなみにチョコレートパフェだ。楽しみにしていたのに………。

  
 

2006年11月24日(金曜日)
がんばれ!、という言葉ほど相手を蔑んだ言葉を知らない。
 
 なかなかの晴天。午前の休憩時間、外に出ると強烈な日差しをあびた。ここまでギラギラしなくてもいいのに……、と思えるほど暴力的な日差しだった。なんだか昼寝にうってつけの日だった。
 6時に起きて、いつも通りに出社。今日、出社して明日は休み。なんだか休み明けなのに、また明日休みというのは、面白い感覚。今日休まれた方は四連休か………、なんて事を考えながら夜の7時には帰宅。残業をして会社を出る頃には、ほとんどの方が憔悴しているが、駐車道までの道のりで、やたらとテンションの高いお嬢様方を見ると、微笑ましいですね。若いな……、という言葉が一瞬よぎりましたが、お嬢様方は私と同い年。………精神年齢が、歳ですね(笑)。ま、テンションをあげろと言われれば、瞬き一つでスイッチを入れ替えられますがね。こういう妙技をするから、友人が引くのだろう、とたまには自分の立場を客観的に視てみようキャンペーン。
 帰宅すると、届いていましたプチブライス。箱を開けると小さな箱にかわいいお人形。いいですね。こうなるとオタクはおしまいです。何がお終いって、今月の給料がお終いなのです。さっそく他のブライス人形が欲しくなってしまいました。多少値段が張りますが、値段を気にする家はオタクではありません。オタクは自分に正直であり、素直なのです。なにより誠実。
 僕はオタクを悪い印象で使いません。僕が知る限り、オタクと自負している方は、みな誠実な方ばかりです。なにより様々な持論をお持ちで、それを聴くと「なるほど、そういう考え方もあるか……」とうなずくことが多い。とても魅力的な人格者が多いのです。なにより自身を客観的に見据え、それで正直で素直な姿勢を取っている。



 一言にオタクと言っても、コレクタの方もいれば、エンジニアの方もいる。様々ですが、みなスペシャリストであり、自分が出来る事は完璧にこなそうとされる。一方、全体的に物事を見据え、大抵のことはそつなくこなすような方は、ジェネラリストよりなのかもしれません。どちらが優れているとかの問題ではありません。バランスというか傾向のようなもので、もちろんその二人が組めば、心強いでしょう。
 数年前まで、オタクを毛嫌いしていた或る方が、最近自分はオタクかもしれない、と悩んでいるようだ。僕が、それが何が嫌なの、と尋ねると、誰も分かってくれない………寂しい、と答えた。だが、それでもそのマイナな趣味はやめられない。最近、その方の部屋に伺ったが、真新しいマネキンとレトロな漫画のキャラクタソフトビニルフィギュアが飾られていた。それについて自己分析をして、自己弁護して、自己完結をされた。もう、間違いなく彼女も、オ○○である(答え:オ嬢様)。

  
 

2006年11月25日(土曜日)
すき焼きって………鍋物なの?
 
 曇り空。ちょっと肌寒く、でも、ときどき湿っぽい風が吹き、それに合わせて深呼吸。待ち合わせたような呼吸が、一瞬だけど、爽やかな気持ちを私にくれる。
 なんてちょっと小説風に書き出したのは、寝不足のせいでしょう。いつものように6時に起床。睡眠時間は平日より二時間減。眠いけど、休日はどうも遅寝早起き。健康的だな……健康か?
 午前中は優雅にコーヒーを飲みながら読書。まだまだ先は長い。二週間ぐらいはかかりそう。読書スピードも低下している。老化か? え、今更? とも思えるが………。
 午後から小説を執筆。ちょっと新作を6千文字ほど書いた。こちらの方は書きやすい。だが長編の方を先に終わらせたい。明日は、そちらを書こう。
 夕方、友人M岡氏と一緒に、同級生の友人Y田氏のライブへ出かけた。初めてライブハウスに入った。思ったより狭く、予想以上に音がでかく、ベースやバスドラムの音が胸に響く。攻撃的な音響だ。Y田氏のライブは40分ほどで、最前列に立って無理な体勢で聞き続けた。終わってから耳の調子が悪い。一緒に行ったM岡氏は「高い音がこもる〜」と言っていた。ミュージシャンは、ライブハウスへは行かないほうが良いのか? M岡氏曰く「音響設備が悪いんじゃ」とのこと。
 小説で、ライブハウスのシーンを書こうと思っていたので、色々と良い資料が得られた。想像していたより、ヴォーカルの声が聞こえないものだな、とか。これも音響設備によるところが大きいらしい。頼もしい友人だ。
 ライブが終わって、M岡氏の自宅で色々とお話。途中で、友人S崎氏からメールが来て、それをリプライした。先週の白い闇鍋の話に同情してくれたM岡氏が、今度すき焼きをしようと言ってくれた。ありがとう。先日、ある居酒屋で「スッポン鍋始めました」という広告を見て、S崎氏は今度スッポン鍋を作ろうとしている。ま、がんばってください(引き)。



 「もう………死にたい」
 もし大切な友人、あるいは恋人、家族がそんな事を言ったら、どうします?
 友人の一人が、ひどく落ち込み、短周期でそんなことを呟いていた。普段(というほど、その人の普段をしらないが)、大変明朗快活な方なので、困惑していたが、私からすれば死ぬほどの事か? と思える事で落ち込んでいる。もちろん、どんな理由でも、その価値は本人が決めることであり、「死にたい」と思ったとしても、良いと思う。悪いことではないだろう。「死にたい」と思う事に対して、どんな道徳論、宗教論で説得をしても、効果は期待できないのではないだろうか。死にたい、というのは本人の主観、我が儘と言ってもいいかもしれない(言い過ぎか?)、そんな事に、客観論で対抗しようともって、難しいだろう。もちろん、相手によるところが大きいだろう。
 「もう………死にたい」
 もし大切な友人、あるいは恋人、家族がそんな事を言ったら、どうするか。
 その言葉は、その人の素直な言葉だとしたら、こちらも素直に気持ちを伝えればいい。
 「あなたが死んだら、僕は悲しい。嫌だ」
 僕のために生きてとは言っていない、ただ、死んで欲しくはない。

  
 

2006年11月26日(日曜日)
隣の客を、柿ばかりばかりでもてなす家も、どうだろう?
 
 9時起き。平日より遅いですが、睡眠時間は4時間ちょっと。まさに地獄起き! でもこれ以上寝ると、夜眠れないからね〜(子供みたい)。
 今日は、朝からコーヒーを飲みながら、お悩み相談室。相談者は友人S崎氏。なんだか死んだように、大阪風に言えば鬼のように落ち込んでいる。しきりに「もうダメ!」「死にたいよ〜……」「失恋したの?したの、わたし?」「死ねぇ!」とか落ち込んでいるのか、凹みながらもテンションが高い。訂正しよう。お悩み相談室ではない、愚痴を聞きますよ室である。
 お昼になって、元気になった(と、本人談)S崎氏とカラオケへ。三時間ぐらい居たが、歌ったのは彼女ばかり。僕は聴いている方がいい。マイクを渡されても「僕の歌を聴いたら立ち直れなくなるよ」と丁重に断っている。付け加え「他の星ならきっと兵器になる歌声ですよ〜」と言っている。聴いている方が好きなのです。
 夜、小説を書いた。長編は二千文字ほど進捗。さて、どう終わらせるかな、と考えている所。いくつかシーンは有るが、どれがぴったりくるか分からない。これは書かなければ分からない。ピタッと、感じるのは決まって考えている時ではなく、何か作業をしているとき。
 何事もやってみなければ分からない、という言葉ではないが、何事もやってみなければ進まない、のだ。そんな事もあるだろう。昨夜、友人M岡氏が言っていた。「メンドさくいと思っても、やってみるともしかしたら、あぁやってよかった、と思えるかもしれんじゃろ」と。なかなか楽観的姿勢で、それも良いかもしれない。ただ、安全率も時には考える必要がある。



 今日、ホームセンタでセメンダインCを箱買いした。これが所謂、大人買い、という奴なのだろうか。一緒にいた友人S崎氏は、数メートル距離を取って赤の他人の振り(いや、他人だが……)をしていた。そして、ふとこんな疑問を「どうして、接着剤を使ったらくっつくの?」まるで子供の科学のような質問だが、なるほど、どう答えるか迷った。接着剤博士ではないので。
 接着剤には、大きく分けて二種類ある。硬化して接着するタイプと溶かして接着するタイプ。ほとんどの接着剤は前者だと思う。後者は、プラモデルなどプラスティックなどで使われるタイプで、材料の表面を溶かしてくっつける(シンナなど)もので、それ以外の素材では使いづらいだろう。そして、硬化するタイプの接着剤には、さらに二つに分けて、溶剤が揮発して硬化するものと、ことなる二つの溶剤を混ぜて化学反応を起こして硬化するものがある。
溶剤が揮発して硬化するタイプは、ボンドやセメンダインなどがある。これらは溶剤が揮発するため、硬化した後は、体積が減っていたり、軽くなったりする。これらのタイプは乾く、とよく言われるように、水につければまた柔らかくなる。だが、化学反応によって硬化するタイプは、乾いて硬化するのではないので水につけても柔らかくならない。セメントや石膏などは水につけても戻らない。
 などの説明をS崎氏にしてみたものの、反応はいまいち。なので接着剤のすばらしさについてちょっと話した。すると「だったらなんでクギやボルトなんか使うの?」と質問された。その後、二十分近くクギとボルトについて説明した。だが、脱線してステンレスの説明に入ると「頭がしびれる〜」と彼女が言ったので、この話はお終い。僕も喉が痺れました。

  
 

2006年11月27日(月曜日)
三途の川ながれ(渡れん!戻れん!)
 
 目覚ましが鳴らない。セットし忘れていた。良くあることだ。そのせいではないが、寝坊した。よくあること だ。コーヒーを飲みながら、迷惑メールを処理して、間違えて友人からのメールも処理されていた。よくあることだ。
 通勤途中、霧がスゴイ。濃霧か霧雨か……分からないが、一時間後に雨が降った。もうだっちでもいいや! と思う、よくあることだ。
 最近、休憩中にバレーボールの話がよく飛び交っている(ボールがではない)。あまりスポーツには関心も興味もないので、当然のことながらバレーボールの ルールも知らなければ、今、バレーボールの大会が行われていることも知らなかった。だが、話を聞いている分は、面白い。きっとバレーボール観戦するより、 楽しいだろう。ちなみに、今年ワールドカップが開催されていた(らしい)時にも、休憩時間にはサッカーの話をよくしていた。しかし、誰一人疑っていない。 それらのスポーツの祭典が、すべてシナリオ通りにプレーヤが演技しているものとは思ってはいないようだ。ちなみに、これを四年前のワールドカップサッカー を観戦していた友人S崎氏に言うと、威嚇するように睨まれて、悲しそうに項垂れた。かわいそうな事をした。よくやってしまうことだ。
 夢中になってる子は起こすな、という教訓だ。



 夜7時頃に帰宅して、HPの更新と小説の一部を修正。今日はこれぐらいで、九時から「のだめカンタービレ」を観た。面白くなってきました。と、書くと今 までつまらなかったのか? と思ってしまう。よくあることだ。
 寝ようと思った頃、珍しく友人M川氏からメールが届き、その後、電話をした。この課程は、とても礼儀正しい。色々と相談事を聴いた。いぐちにしては珍し い事だ。だが、最近多いなお悩み相談室。だが、決してイグチは、親身になって悩みを聴いてあげたり、解決方法を一緒に模索してあげたり、そんな親切なこと は出来ない。自分でも、不親切で冷たい奴だと思っている。
 もし他人が「私は今から死にます」と言われても「あ、今忙しいので、じゃあ」と言うだろう。その結果、その人が死んだとしても、気にしない。興味もな い。関心もなく、普通に生活するだろう。影響がないからだ。迷惑だと思ったら離れる。キライとかどうとか以前の問題だ。
 でも、M川さんはそうではない。大好きな友人の一人なので、話を聞いた。僕には、ただその人が言いたいこと、愚痴ってしまいたいこと、それで少しでも気 持ちが安らぐならと思って、聴くことしか出来ない。一緒に解決策を模索できない、ただ、問題点をまとめてあげることぐらいだ。その人の悩みなら、その人が 解決すべきだ。これは僕の問題でもなければ、僕のための人生でもないのだから。ただ、少しは助けてあげられれば、それで良い。
 それでたとえ僕の安眠が妨げられても………、もう零時ですよ。

  
 

2006年11月28日(火曜日)
豚に真珠湾
 
 あ、今日は七の倍数日だ。いえ、それだけです。それだけのことで、ちょっと良い日になりそうな予感がして しまう、脳天気。
 ときどき、いつもより早く目が覚めてしまう。しかも寝起きが良い。目覚めが良い。コーヒー要らずだが、コーヒーは煎れる。気分が良いので、ちょっと小説 を書いて、HPのアップをした。なんだが優等生になった気分。朝早く起きて、予習復習をする、そんな学生っていませんでした? 僕はごくごくたまにやりま した。二日と続きません。
 久しぶりに朝日が眩しく、晴れ渡っていた。こう、ここまでギラギラしてくても良いでしょ、と思うほど眩しかった。サングラスを用意すべきかな、と考え た。ふと、高校生の頃に誰かが講演で「人を色眼鏡で見てはいけない」と言っていた事を思い出した。別に良いのでは、とも思う。こういう思いこみを、色眼鏡 を言うのでは?
 夜7時頃に帰宅して、シャワーを浴びながら寝るまでの予定を考える。それから夕食。本日の夕食はクッキー二枚。昼に、職場のお姉様方からいただいた。毎 日のようにお菓子や飴をいただいている。それが僕の夕食となる。職後に甘い物は嬉しい。ありがとうございます。
 友人S崎氏からメールが届いていた。友人M岡氏の曲を聴いて、彼にメッセージがあるらしく、M岡氏へ転送した。文章を観たが、非常に猫かぶりモードだっ た。ま、人のことは言えない。あ、マングースはかぶってみたいな(着ぐるみね)。 
 先日、コンビニでギターのミニチュアを買った。ちょうどプチブライスにぴったりなので合わせて写真にとってみた。いいな〜、こんなのやってるから、恋人 ができず友達も減ってしまうのだろう。ま、恋人も友達も、その程度の価値しかないのですね。友達は一生の財産なんて、いうぐらいですから。財産程度なんで すよ。



 友人へのメールで、件名を意味なしタイトルにする癖がある。癖、というより、嗜好かもしれない。だから迷惑メールとして、処理されかねないが、やめられ ない。一応、予防策はしてある。アドレスを覚えて貰う、それぐらい。タイトルと内容はリンクしていない。この意味なし日記の【本日の一言】と同じレベル だ。ここで一例を挙げてみたい。みたい、と想ってるだけ、というのも天の邪鬼らしいな、と呟きながら。
「ファイト!一喝!」
「風邪ひきコロコロ」
「貧乏火遊び」
「思い出ボロボロ」
「飛ぶ鳥を焼く勢い」
「一寸先は、嫌味」
「解散コンサート二日目って」
「ガオォーっとくる赤ちゃん」
「寂しがり屋の私はリズミカル」
「私と彼女はミステリアス」
「私の嘆きはトリヴィアル」
「隠れて見えないポワポワ」
「溶ける融ける萌える」
「ときめきトランジスタ」
「隠れてみえないポワポワ」
「ラブレターを書くとポエマーになる男子中学生」
「となりの豚トロ」

イグチがいかに日々、くだらない事を考えている事が分かる文章だと思う。決して、ジョークが好きという訳ではありません。それでもこんなの書いているのだ から、いぐちがジョークなのかもしれない。深く考えてはいけない、それが合い言葉。

  
 

2006年11月29日(水曜日)
日本刀にあった怖い話
 
 まず朝起きてから寒風摩擦! やらないよな………。なんだか健康に良いと言われるものって、或る程度の 「我慢」が付随しているものが多い。そこまでして健康になりたいか? と思えるほどものさえある。健康の価値って、どれほどのものなのか。
 と、いうわけではないが6時に地獄起き。最近気づいたのだが、目覚まし時計が鳴るよりお腹が鳴って起きることが多い。なるほど、前夜に夕食を抜く効果と いうのはこういう面でも表れるのか。
 午前中は、仕事はゆったりと進む。午後から、スピードアップ。加速度はどれぐらいだろうと、考えている間に、次の仕事が入る。恥ずかしい事に、忙しい。 もう、嘘つく暇もないぐらい忙しい。やっぱり、洒落た嘘がつける余裕は常に持ちたい物だ。………私だけだろうか? 忙しい事が良い事のように聞くが、それ は単に能力が不足しているという事だと私は思える。もちろん、すべての多忙の要因は、個人、あるいは組織の能力不足だとは言っていない。だが、行列の出来 る店というのは、手際が悪いという印象しかない。こういう店には、行きたくはない。並ぶのが嫌だし、人が多いのは嫌。社員食堂で、麺類とカレーライス、定 食と三種類あって、定食で列が出来ていたら、僕はメニューもみずに麺類の所へ行く。これが天の邪鬼の癖だと思う。
 夜、昨日よりは早く帰って、ちょっと小説を書いた。ちょっと行き詰まっている。お風呂にでも入って気分転換しよう、と思った頃にはもうシャワーを浴びて いた。時々、こんなボケをかます。かますって、何?



 大人になってよかった事の一つに、金銭面での自由がきく、という事だ。子供の頃、欲しいオモチャがあって、まず親を通さなければいけなかったし、わずか な小遣いで買わなければいけなかった。お年玉は、本当に嬉しくて、一月前から何を買おうか考えて過ごしていた。でも、今では、毎月お年玉ぐらいの金額のオ モチャが買える。なんて素晴らしいのだ! と内心狂喜乱舞した(大げさだ)。
 子供の頃、大人から「大人は大変なんだぞ、仕事だって楽じゃない」と脅迫するかのごとく言われ続けた。だから、大人なんかになりたくないな〜、なんて 思ったこともあった。それぐらい、口の中にリトマス試験紙を入れたら真っ赤になるぐらい言っていたのだ、大人が。
 でも、実際に仕事をしてみると、そんなに辛くはない。むしろ、楽ではないか。一時間、簡単な作業するだけで千円ももらえるのだ。子供だって出来る。少な くとも庭の草むしりよりずっと楽だ。もちろん、キャリアはもっと楽して儲けているだろう、それまでの方が大変だ。 
 だから、今になって、どうしてそんなに大人になること、働くことを辛い大変なものと脅すのだろうか。それだけの事を自分はやっているのだと、子供に誇っ ているのだろうか。
 仕事なんて、大したことではない。一昔前は「女が、仕事の事に口を出すな!」なんて言われたいたらしいが、今では女だって、子供にだって仕事は出来る し、合理化され楽になっているはずだ。仕事をしているからって、偉くはない。人間の尊厳とは、なんら関係はない。そんなことを子供に誇る事でもない。
 仕事以外で、もっと誇れるものを持ったらどうでしょうか。
 私は、もし子供ができたら、自分が仕事をしている姿より、遊んでいる姿を見せたい。ほら、お父さんは君たちより沢山遊んで居るんだよ、大人って良いで しょ? と伝えたい。

  
 

2006年11月30日(木曜日)
「当たって砕けろ!」「まずおまえから砕けろ!」
 
 ここ三日ぐらい早起きだ。目覚まし時計いらず。来週辺り大寝坊しそうな予感がする。こういう予感は、イチ ロー選手の打率より高い確率で当たる。ま、大した予知能力ではない。超能力ではない。
 コーヒーを飲みながら優雅にネットサーフィン。オークションサイトをのぞいて、鉄道模型を観た。欲しい物が沢山あるが、貯金がな………。友人M岡氏が ローンを組んでギターなど楽器類を大量に購入するらいしい。僕はローンを組むのが、どうも気が引ける。現金一括払い、後腐れ無くその場限りの取引(関係) が好ましいの。なので、我慢。来年は庭園鉄道に手を出す予定なので、その予算を組んでいる。現在は、ガレージの設備に投資。年末年始の休みは、ガレージラ イフになるでしょう。楽しみ。
 昼間で暖かかったのですが、それからちょっと寒くなって、今日は腕まくりせずに仕事。寒いな………。外で、体が震えながらもタバコを吸う。止めようか な………。
 夜の7時に帰宅して、シャワーを浴びてひさしぶりに夕食。甥っ子R氏はよく食べる。僕の半分以下の体積なのに、同じ量の食事を取る。よく食べるな、燃費 が悪いのだろうか、それとも運動率が高いのか………。ま、腹壊すなよ。



 職場で忘年会をやるらしい。毎年のことだ。去年もあった。大雪の日だったはず。命がけの忘年会だ。命を忘れた帰った方は幸い居なかった。
 「会」がキライ。
 会が着くイベントには極力参加しないようにしている。子供の頃は色々と多くの柵があり、嫌々参加した。その経験があってからか、「会」とつくイベントに はろくな物がないと分かった。大人になってからは、会社の新人歓迎会ぐらいだろうか、参加したのは。例に漏れることなく、つまらなかった。ただ、大勢の知 り合いで食事をして酒を飲むだけ。これだけのことで、三時間ぐらい時間を拘束された。実に惜しいことをした。
 ただ、こういう親睦会などに参加することで、得られることもあるだろう。職場などでは、コミュニケーションの一つだと思われているらしい。信頼関係が作 られる、らしいが、どうだろうか、という疑問もある。
 酒を飲んで腹を割って話し合おう。そんな上司は大した上司ではない。もしくは、酒を飲まないと腹を割って話し合えない人と信頼関係が、生まれますか?  信頼できますか? 少なくともしんな人とは仕事はしたくはない。きっと酒を飲む前から酔った思考をしているのだろう。生まれつきトランス状態の人も、まれ にいる。幸い、そんな人は身近にはいない。居たら、離れる。それが互いの安全のためだろう。
 ちなみに、生まれつきポーカーフェイスの人もいる。そんな人は、生まれつきトランプ状態なのだろう。


  
 

 

 



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